突然、電話が鳴って訃報を知らされる。
人生の中で、そうした経験をすることがあります。
電話をかけてきた相手も悲しみの中にいるため、普段の電話とはまったく違った対応が必要になります。
「何と返事をすればいい?」
「葬儀の日程を聞いてもいい?」
「電話で詳しいことを聞くのは失礼?」
「最後に何と言って電話を切ればいい?」
など、戸惑ってしまう人も多いでしょう。
今回は、電話で訃報を受けたときに知っておきたい基本的な対応について紹介します。
訃報の電話を受けたら、まず落ち着く
突然の訃報は、聞く側にとっても大きな衝撃があります。
しかし、電話の相手も大きな悲しみの中にいる可能性があります。
まずは落ち着いて話を聞きましょう。
最初にお悔やみを伝える
訃報を聞いたら、
「このたびはご愁傷さまです」
「心よりお悔やみ申し上げます」
など、短い言葉でお悔やみを伝えます。
長い言葉を話す必要はありません。
「詳しく聞かせて」は避ける
故人が亡くなった経緯などを詳しく聞きたくなる場合があります。
しかし、電話を受けた直後に、
「何があったの?」
「どうして亡くなったの?」
などと質問を続けるのは避けたほうがよいでしょう。
必要な情報だけを確認することが基本です。
葬儀の日程は確認していい
葬儀に参列する必要がある場合は、
「お通夜と葬儀の日程を教えていただけますか」
と確認して構いません。
むしろ、参列するためには必要な情報です。
場所も確認する
葬儀場の名称だけでなく、必要に応じて所在地も確認します。
電話の途中でメモを取っておくと、後から聞き直す必要がありません。
「参列してもいい?」と聞く必要はある?
相手から参列について明確な案内がある場合は、それに従います。
家族のみで行う場合などは、その旨を伝えられることもあります。
「参列してよいですか」と何度も確認するより、相手の案内を尊重しましょう。
電話を長引かせない
訃報を伝える側は、他にも連絡しなければならない人がいる可能性があります。
そのため、必要な情報を確認したら、長話を避けるのが配慮です。
最後の言葉は簡潔に
電話を終えるときも、無理に気の利いた言葉を探す必要はありません。
「お知らせいただきありがとうございます」
「それでは、当日伺います」
など、状況に応じて簡潔に伝えましょう。
SMSやメッセージで訃報を受けた場合
最近では、電話ではなくメッセージアプリやメールで訃報を受けることもあります。
この場合も、返信は簡潔にします。
長文のメッセージを送るより、相手の負担にならない短い文章を心がけるとよいでしょう。
深夜の連絡だった場合
訃報は時間を選んで届くものではありません。
深夜に電話があった場合でも、必要な内容を確認したら、できるだけ短時間で終えることを意識します。
まとめ
訃報の電話を受けたときは、何よりも「相手の負担を増やさない」ことが大切です。
まずお悔やみを伝え、葬儀の日程や場所など必要な情報だけを確認しましょう。
故人の死因や詳しい経緯について、こちらから深く質問する必要はありません。
突然の訃報では、完璧な言葉を探そうとするほど緊張してしまいます。
短く、静かに、相手の気持ちに配慮して話すことが、何よりのマナーです。

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