結婚式のベールダウンとは?母親が花嫁のベールを下ろす意味と由来を解説

結婚式で、花嫁がチャペルへ入場する前に母親からベールを下ろしてもらう場面を見たことはありませんか。

「ベールダウン」と呼ばれるこの演出は、近年の結婚式で取り入れられることが増えています。

しかし、なぜ母親が花嫁のベールを下ろすのでしょうか。

ベールダウンには、単なる結婚式の演出ではなく、これまで花嫁を育ててきた家族から新しい人生へ送り出すという意味を込めることがあります。

今回は、結婚式で行われるベールダウンについて、その意味やタイミング、母親以外が行う場合などをわかりやすく解説します。

目次

ベールダウンとは?

ベールダウンとは、花嫁が身につけているウェディングベールを、母親などが顔の前に下ろす演出です。

結婚式のチャペルなどで、花嫁が入場する直前に行われることが多い演出です。

短い時間で行われるため、参列者からすると「ベールを下ろしているだけ」に見えるかもしれません。

しかし、この動作には家族から花嫁へ向けた思いを表現する意味が込められています。

ベールダウンにはどんな意味がある?

ベールダウンには、花嫁が結婚式へ向かう前に、母親が最後の身支度を整えるという意味があります。

これまで娘を育ててきた母親が、花嫁の身支度を整え、新しい人生へ送り出すというイメージです。

子どものころに服を着せたり、髪を整えたりしていた母親が、人生の大きな節目に最後の身支度を整える。

そう考えると、短い動作の中にも家族の思いが込められていることが分かります。

もちろん、すべての結婚式で同じ意味があるわけではありません。

結婚式場や新郎新婦によって、演出に込める意味は異なります。

なぜ母親が行うの?

ベールダウンを母親が行うことが多いのは、花嫁を育ててきた家族の代表として、母親から送り出すという意味を持たせやすいからです。

しかし、必ず母親でなければならないわけではありません。

父親、祖母、姉妹など、花嫁にとって大切な家族が行うケースもあります。

大切なのは「誰が行うか」という決まりではなく、花嫁がその人に感謝を伝えたい、人生の節目を一緒に迎えたいと思えることです。

家庭によって家族構成も違うため、現在の結婚式では柔軟に考えられるようになっています。

ベールダウンはいつ行う?

一般的には、挙式で花嫁が入場する前に行われます。

チャペルの入口付近などで母親が花嫁のベールを下ろし、その後に花嫁がバージンロードを歩いて入場します。

ただし、結婚式の進行は式場や新郎新婦によって異なります。

披露宴の中で演出として行ったり、写真撮影の時間に行ったりする場合もあります。

そのため、参列者としては「必ずこのタイミング」と考える必要はありません。

ベールダウンのときに話す言葉は決まっている?

ベールダウンをするときに、決められた言葉が必ずあるわけではありません。

母親が花嫁に「おめでとう」「幸せになってね」などと声をかける場合もあれば、あえて言葉を交わさず、静かにベールを下ろす場合もあります。

結婚式では、その瞬間に感情が込み上げてしまうこともあります。

言葉をたくさん交わさなくても、家族同士で気持ちが伝わる場面になることがあります。

参列者はどこを見ればいい?

ベールダウンは短い時間で行われるため、参列者も自然に見守ることが大切です。

写真を撮ることが許されている場合でも、前へ押し寄せたり、通路をふさいだりするのは避けましょう。

特にチャペルで行われる場合は、その後の入場の妨げにならないよう注意します。

静かに見守りながら、花嫁と家族にとって大切な時間を尊重することが基本です。

ベールダウンとベールアップは違う?

ベールダウンと混同されやすいのが、挙式中に新郎が花嫁のベールを上げる「ベールアップ」です。

ベールダウンは、主に挙式前に家族が花嫁のベールを下ろす演出です。

一方、ベールアップは新郎が花嫁の顔を覆うベールを上げる演出です。

行うタイミングも意味も異なります。

結婚式では、このように短い動作一つにも、それぞれ違った意味が込められていることがあります。

結婚式は家族にとっても大切な日

結婚式というと、新郎新婦が主役というイメージがあります。

もちろん新郎新婦が中心ですが、家族にとっても大切な一日です。

ベールダウンは、そのことを感じられる演出の一つでしょう。

花嫁が生まれてから結婚式を迎えるまでの時間を、短い動作で表現できるため、家族にとって印象に残る場面になります。

参列者としても、こうした意味を知っていると、結婚式の演出をより深く見ることができます。

まとめ

ベールダウンとは、結婚式の前に母親などが花嫁のウェディングベールを下ろす演出です。

これまで花嫁を育ててきた家族が、人生の節目に最後の身支度を整え、新しい人生へ送り出すという意味を込めることがあります。

必ず母親が行う必要があるわけではなく、花嫁にとって大切な家族が担当する場合もあります。

結婚式に参列するときは、こうした一つひとつの演出に込められた意味にも注目してみると、式をより深く楽しめるでしょう。

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